仕事から戻ると真っ先にミサイルを愛でるみっちゃん。
今日はお客さんを呼ぶので、綺麗になってもらおうとペットバスの準備を始めます。
お客さんとはすなわち、ゆりあタンですが・・・・・・・・みっちゃん、今度こそ恋人に昇格出来るのでしょうか・・・・・・
バスタブに水を張りながら、ミサイルを呼びます。
ミサイルは玄関前で遊んでます。
「みさいるぅぅうううう!!!」
「あんっ」
(みっちゃん!)
駆けるミサイル。
(なになにみっちゃん!)
(あっお風呂だっ!)
「よし良いコだ」
(わーい♪)
「今日は大事なお客さんが来るからな、おまえもビシッとしないとな」
(もしかしてあの女の人?あの人好きだな~)
ゴオオオオ~
(あつあつっ ちょっ!みっちゃん・・・・ドライヤー近すぎっ)
「むむ、やけに毛が抜けるな・・・・・・シャンプーが合っていないのか・・・・・」
(いや多分みっちゃん・・・力入れすぎだからだと思う)
「きれいきれいでちゅね~☆」
(みっちゃんありがとう~)
日が暮れて、ディナーの時間です。みっちゃん、ゆりあタンに電話してます。
ホールでそわそわしながら到着を待つ事数十分。
ゆりあタン登場!
トコトコ。
ピヌポーヌ♪
飛び出すみっちゃんww
「お待ちしてました!」
手の甲にキスするみっちゃん!おお攻めてます!!!
「こんばんは。お招きに預かりまして・・・・・」
「さあさあ、食事の用意が出来ております、お入り下さい」
「御剣さん、そのひらひらのタイ、一体どうなっているんですか?・・・・・実は前から気になっていて」
「・・・・・このっ・・・このタイがどうなっているかですか・・・・・・外してみれば解りますよ。簡単なことです」
「じゃあ。私が外してもいいですか・・・・・・?」
「むむ・・・・・・・・むむむ!? ///////////////」
朴念仁みっちゃん、少し成長ww
今夜こそ交際の申し込みをするんだっみっちゃん!!
まずは食事して寛いで貰います。
ドキドキするみっちゃん。そんな空気を察して、ゆりあタンもちょっとドキドキ。
「ゆりあさん・・・・・・・・その・・・・・・つつつ、付き合ってくれまいか?・・・・・・わわわ私と」
緊張がピークに達してしまったみっちゃん、食事中におもむろに告白wwwwww
でもみっちゃんの人となりを理解してくれているゆりあタン。対応してくれてます。
「・・・・・・・・はい!・・・・宜しくお願いします///////// 」
赤い薔薇を受け取りながら、待ってましたとばかりに返事をくれるゆりあタン。よかったねみっちゃん!!
(むぐぉぉぉーー!!ぬおぉぉぉぉーー!!!)
心の中で歓喜の雄たけびを上げるみっちゃん。
「ありがとう・・・・・・こんな朴念仁の私を受け入れてくれて。打たれ弱いのが玉にキズの私だが、よろしく頼む」
「・・・・・・・はい♪」
「安心してくれりたまえっっ!!かかかかっっ金には一生不自由さえない!!」
舌をもつれさせながら放った一言・・・・・・・・・これは今はいいんじゃないか・・・・・・?
「!?」
せっかくいい感じだったのに・・・・・・・ゆりあタン、複雑な顔。
「そーゆーお話を今なさるなんてっ!・・・・・・・・・・・私、帰りますっ」
(良い人だって解ってるし、好きだけど・・・・・・ちょっと無粋だわっ)
暫く放心していたみっちゃん、気付くとゆりあタンが階段を下りていました。慌てて追いかけます。
(みっちゃん・・・・・・ボクが用足ししてる間に、ドジっちゃったんだね・・・・・・)
(待ってくれっっっ!・・・・・・・・・私は何か・・・・・・気分を害するような事を・・・・・?)
(・・・・・・・・・・・・・・・)
遅かった~。。。。ゆりあタンはもうドアを出て行ってしまいました。
本気で怒ってはいないと思うけど、すぐフォローは入れたほうがいいね、みっちゃん。