香藤君が急に非番になった日。
岩城さんはダウンタウンをパトロールしていました。
ぶらぶらと散歩を楽しむ香藤君。ゲームセンターの近くに立ち寄ると。。。。
(ここも思い出の場所だな・・・・・・)
そう思って歩いていると、岩城さんが!
「岩城さんっ!!!! 」
「香藤じゃないか。ゲーセンか?」
「ん~ってわけでもないけど、なんとなく・・・・・岩城さんの気配を感じたのかなw」
「フフッ・・・・・俺からは、おまえにしかキャッチできない何かがでてるっ! とでも言うのか?」
「あったりー☆」
「ばぁかw」
そのあとまたふらふらと歩いていると、巡回中の岩城さんを再び発見。
岩城さん、なにやら男性と話してます。しかも、親しげに。。。。
(誰だ?あいつ・・・・・・!! あれ・・・・小野塚ぁぁ?)
「小野塚君じゃないか! 奇遇だね。元気かい?」
「ああ~岩城さん!! お仕事中ですかぁ。制服、似合ってますねぇ」
「//////// ど、どうも」
「こないだ宮坂に逢ったんですってぇ? 聞きましたよ~俺達、ルームシェアしてるんでね。あ、あいつ言ってました? この近くなんすよ、家」
「いや・・・・・面接の話をしただけだが・・・・そういえば宮坂君、就職どうなっ」
「小野塚っ!!!」
「!? 香藤じゃないか~、よぉ! 」
「なんだ急に、大声なんか出し」
ばっちーーーーーーっん☆
つかつかつかつかっ と怒りも露わに詰め寄った香藤君、問答無用で小野塚君を引っ叩いたwww
ばっちーーーーーーっん☆
ばっちーーーーーーっん☆
ひでえwwwwwwwwww テラ嫉妬wwwww
岩城さんったらwwwww傍観wwwww暴力沙汰なのにwwwww警官なのにwwwwwww
「うっうぇっぅえっ・・・・うっ」
「てんめーふざけんな。なに馴れ馴れしくしてんだよぉ・・・・・俺の岩城さんに」
理不尽すぎるwwwww
「…っにすんだよぉ・・・・・声かけられたから世間話してただけだろーが・・・・」
あーあ・・・・・王子の横っ面を・・・・。。。
にしてもこの背中wwwwww どんだけお怒りなのかとwwww
「とにかく、俺の前で引っ付くなっての。俺、ダチでも手加減しねーからな。おぼえとけっ」
「はあ・・・・・・香藤。おまえ小野塚君になんてことを・・・・」
「岩城さんは黙ってて!!!!!」
「おまえなぁ・・・・・・・」
小野塚君が去った後、香藤君の行動アイコンが出現。
なんと!!! くどくど言う だった,、'`,、('∀`) ,、'`,、
「なんでっ!! 小野塚なんかほっときゃいーのに!!!」
「あのなぁ。おまえの友達に逢ったんだ、無視するのはおかしいだろ」
「だいたい岩城さんはねー自覚がなさ過ぎるよ!!!!」
ハイ☆ 春抱き名物、香藤君のジェラシー大放出wwwwww
くどくど くどくど
「おかしいんじゃないのか、おまえ」
「はあ?なにそれ。好きな人が他の男と親しげにしてんだよっ!?腹立つじゃん!!気になるじゃん!!!!」
「・・・・・・・・・・」
くどくど くどくど
…仏の岩城さんでも、さすがに背中がプルプルしてますね。
「いい加減にしろ!! そうやって俺の廻りを四六時中監視してがんじがらめにするつもりかおまえ!!!」
「・・・・・したいくらいだよ。出来るわけないけど」
「香藤!!!!!」
膠着状態。 ガクガクブルブル(((゜Д゜;)))))ガクガクブルブル
盛大な舌打ちを残して、靴音も高らかに店を後にする香藤君。。。。。。
岩城さんは立ち尽くしてます。
香藤君の愛情は、時に度が過ぎて暴走する…ということを目の当たりにしたからでしょう。
(香藤・・・・・おまえの気持ちは嫌じゃない、そうじゃないんだ・・・・けど、こんな関係はしんどいだけだぞ・・・・)
深夜、残務整理をして帰宅すると、家は真っ暗でした。
植木の手入れをしながら、言い知れぬ物悲しさを噛み締める岩城さん。。。
(なんていったら良いんだろうか・・・・・・・・いや、この種の感情は諭したところで
どうなるものでもないのか・・・・・俺の愛情表現が足りなくて、伝わっていないのか・・・・・)
うーむ。。。贅沢な悩みですな。。。。
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