週末。あれこれ思いあぐねた結果、再び眼鏡を誘う御堂さん。
初対面の時に聞いていた眼鏡の休日に合わせ、シェフを呼んでブランチをすることにしました。
料理のスキルは十分あるのですが、キッチンに立ちっぱなしだとコミュニケーションとり辛いし…と。
も~うw 御堂さんの方が御執心じゃね? や、一向に構わんがww
朝一でケータリングを呼びつけると、非番の眼鏡に連絡。眼鏡は家にいました。ラッキー☆
「佐伯、その、これからブランチなのだが・・・・・・・よかったらきみもどうだ?」
「ふーん・・・・・・・・・いいですよ。お伺いします」
やっぱり眼鏡、二つ返事というわけではありませんね。
(解らないひとだ・・・・・・・)
はい完成☆
文字通り、シェフが腕を振るった途端に料理出現w
「やあ、ごくろう」
実は二階の寝室から一部始終を見ていた眼鏡。
(パーティでも始めるのか?・・・・・・・・・・・・呼ばれていないが?)
と思っていた矢先の電話。かなり嬉しかった反面、先日の出来事が思い出されて困惑半分…といったところ。
(ん・・・・・・・誰もいないな・・・・・・・・・フッ。もしや俺だけの為に・・・・・・・?)
「こんにちは御堂さん。こんなに豪華なランチを御一人で?優雅ですね」
「ッ・・・・・・・・・・・おまえがいるじゃないか。いくらなんでも私だけでは食べきれない」
「へぇ。俺が捕まらなかったら独りだったんじゃないんですか?・・・・・・それともぉ~俺が来ると確信してたって事でFA?」
「///////////// しらんっ」
眼鏡ったら・・・・・・・・ケーキですかw
「最近はフィッシング詐欺やらネットオークション詐欺やら、インターネット犯罪の被害が一段と多いですね。
御堂さんはちゃあんと対策取られています?」
「私は、今はPCを所有していないんだ。無ければ無いで、生活に支障は出ない」
「そういえば。テレビもありませんよね、ニュースなんかはどうしてるんです?」
「ああ、新聞を何社か取っているから・・・・・・」
「へえ。アナログなんですね」
「私は・・・・・・・・今は園芸家の真似事のような生活をしているせいか、自然の中で静かに過ごすことが落ち着くし・・・・・・・楽しいんだ」
「今は、とおっしゃると・・・・・・・以前は違ったんです?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「そのイーゼル。御堂さん、絵を嗜まれるんですか?」
気まずくなった空気を察して、話題を変更する眼鏡。ホッとしたように笑うと、御堂さんは余暇の過ごし方を訥々と話し始めました。
(ふん。過去に何かあるのか)
「これを・・・・・・・きみに」
「ん。なんです?」
ジムピープル!
おいまさかっ・・・・・さっきの話の流れでこれって・・・・・・・・PC持ってないから、処分がてら・・・・・・!? ,、'`,、('∀`) ,、'`,、
ま、眼鏡は悦んでるし、水を差すのは止めておくかwwwww
ブランチのはずが、結局夕方まで過ごしていた二人。用事があるという眼鏡を送り出して一風呂浴びます。
これからダウンタウンの旅行会社にお出掛け。
御堂さん、旅行会社を出た後、独りでバーに。
今までは気楽に独り旅をしていた御堂さん。その時々でパートナーが居たり居なかったりしましたが
今の生活を始めてからはほぼ独りです。実は以前は大企業のエリート部長だった彼。
過去に何があったのでしょうか・・・・・・・・。
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