そっと壁際のソファに導くと、腰掛けさせます。
淫靡な行為の予感を感じて体の芯が疼く御堂さん・・・・
「ただいま孝典さん。あなたの中に帰って、あなたを感じたい」
「///////////// ・・・・ん・・・」
「俺を迎え入れてくれますよね?」
恥ずかしくてコクッと頷くのが精一杯です。
「キスを」
「っ・・・・・・・かつや・・・・・」
「ククッ・・・・・・あんなに冷えていたのに、あっという間だな。熱い肌だ・・・・・・」
「おまえがわたしを・・・・・そうさせるん・・・・・だ・・・・・」
(焦らすなっ・・・・・・)
あっという間に脱がされたものの、何もしてこない眼鏡に悶える御堂さん。
(フフッ・・・・・・もう爆発しそうじゃないか・・・・・・・)
「はぁっんん」
喉元に吸い付くと、途端に甘い声が。
「んんんんんんっ・・・・んぅぁぁあっ・・・はっ はっ はっ」
眼鏡が割って入ると、衝撃と甘い痛みをやり過ごそうと必死に見つめてます。
「腕を廻して・・・・・・・・・」
しっかりと絡みつかせて、
膝を使って揺すり上げる眼鏡。
「んんんんっ・・・・・・んんっ・・・・・・はんっ、ああっ、あっ・・・・・・ああんっ・・・・・かつやっ、ふうっんん」
御堂さん、しがみついていた腕を解くと、たまらず髪をかき混ぜてます。
柱時計の振り子に重なるようにして蠢く二人。
いつしか小鳥のさえずりも混ざっていました。
あ。
執事が出勤して来た・・・・・・・!
おお。
KYな執事。暖炉部屋から洩れるかすかなあえぎ声を知ってか知らずか、二階に上がって行きます。
(ククッ。おまえのそんなところも、手放さない理由のひとつだ・・・・・執事)
「たかのりっ、さん・・・・・執事が来てるっ、ぞ・・・・・どうするっ」
「ぇっ!」
ビックリして硬直する御堂さん。ギュッと眼鏡を締め付けてしまいます。
「んんっ・・・・・・興奮したか?・・・・・・・いけないひとだw」
「ちがっ /////////// 」
もうじきこの部屋にも来るからな、と連れ出されたのはプール。
「ああっ ああっ うあっ あ」
わざとポイントをずらして、御堂さんを焦らす・・・・・・・
涙を溜めて流し目で訴えると、逆に猛禽類のような視線に射られてしまいます。
「いやだっ・・・・もっと・・・・・」
「もっと、なんだ?」
「んんっ・・・・・・もっと・・・・・はや・・・・・く」
ゆっくりとしたストロークに変えたり、浅く突いたりして意地悪する眼鏡。
プールにいやらしい音が響いてますます煽られるのに、ずっと焦らされて・・・・・・
「ああんんっつ」
我慢できなくて自分から体を揺すってしまいます。
「あいしていますよ・・・・・たかのりっ、さんんんっっ!」
「ああああああっ!!」
(ククッ・・・・・・おまえも意地が悪いな)
二人の視界に入るか入らないか、といった距離をうろうろする執事に気付いた眼鏡は、思い切り突き上げて
御堂さんを啼かせるのでした。